【VALORANT】Tracker.ggでランクは上がる? プレイ改善してみた!

Valorant

「スタッツを分析したら腕前はあがるのか?」

そんな疑問に答えるため、この記事では、実際に筆者のスタッツを分析しながら、上達するための課題や改善策を考えていきます。

実際の「Tracker.gg」の画像を見ながら解説しているので、使い方や見方がよくわからないという人にもおすすめ!

この記事を読めば、上達するための戦績トラッカーの活用方法がわかるはずです。

※目次をクリックすれば読みたい箇所にジャンプできます!

戦績トラッカー「Tracker.gg」とは

「Tracker.gg」はVALORANTを始めとしたゲームの戦績(スタッツ)を追跡するためのウェブサイトです

「Tracker.gg」を利用すれば、さまざまなデータをもとに自分のプレイスタイルや弱点を把握し、改善することができます。

「Tracker.gg」の使い方や上達方法についてより詳しく知りたい人は以下の記事もあわせてチェック!

戦績トラッカーを活用して目指せランクアップ!

それでは実際に、「Tracker.gg」で筆者のスタッツを分析して、実力を上げるために必要な課題や改善方法について考えてみましょう!

上手くいくかな……

今回注目するポイント

「Tracker.gg」では実に様々なスタッツが確認できます。

今回はその中でも特に注目したいポイントを3つに絞ってみました。

①武器

ひとつ目のポイントは「武器」です。

「Tracker.gg」では、武器ごとのキル数やデス数、HS%(ヘッドショット率)などの情報を確認できます。

これで永遠の論題である、「ヴァンダル・ファントム問題」に決着をつけたい!

さらに、「Tracker.gg」内の「Loadouts(ロードアウト)」では、ピストルラウンドやフルバイラウンドなど、そのラウンドで使ったクレジットに応じて分類されたスタッツも確認可能。

自分がどんな状況で落ち着いて撃ち合えているのか、正確に頭を狙えているのかどうかなどを分析していきます。

②マップ

二つ目のポイントは「マップ」です。

「Tracker.gg」では、マップごとに勝率や使用エージェントなど各種スタッツを確認できます。

マップごとのスタッツを分析すれば、勝率が高いマップや、チームへの貢献度が高いマップがどこなのかが見えてくるはずです。

また、今回は特に自分が苦手としているマップがどこなのかについて注目していきます。

なぜなら、VALORANTではマップがランダムでピックされるので、苦手なマップを避け続けるのが難しいから。

そのため、苦手なマップの勝率を上げられればランクアップにも直結する。はずです。

③エージェント

三つ目に注目するポイントは「エージェント」です。

「Tracker.gg」ではエージェントごとの使用回数や、勝率、K/D(キル/デス比率)などのスタッツを確認できます。

マップごとのエージェントピック率なども加味しながら、自分がどんなエージェントを使うべきか、新たに研究すべきエージェントはいないかについて考えていきます。

さらに、Tracker.ggではDDΔやKASTなど、K/Dには表れない貢献度を示す様々なスタッツも確認できます。

エージェントごとのスタッツを詳しく分析すれば、自分の得意な立ち回りや課題が見えてくるかも。

実際のスタッツを分析! 課題は見つかるのか

それでは実際に「Tracker.gg」の画面を見ながら、自分の課題を探していきます。

※今回はEpisode6:Act2のスタッツを分析しました。

ちょっと恥ずかしいな……

ちょっと長いので、「実際の改善策を知りたい!」という人は「実践! 改善策を考えよう」までジャンプしてもOKです。

大まかな目標を設定

まずは全体の勝率などを見てみましょう。

ここ2アクトほど「プラチナ2」で停滞しているのですが

うーーーん……

Damage/Round(平均ラウンドダメージ)もK/D(キル/デス比率)も低いですね……。

できればK/Dは1を超えたい……。

HS%も思ったより低いですね。

プラチナ~ダイヤ帯の平均HS%の目安は19~21%前後らしいので、20くらいはいきたい。

と、いうことで、目標はとりあえず下記のように設定してみました。

目標

  • K/D:1.0
  • HS%:20%
  • 勝率:55%

①武器

それではまずはひとつ目のポイント、「武器」について見てみましょう。

  • ヴァンダル キル数:674 デス数:577 K/D:約1.17
  • ファントム キル数:56 デス数:187 K/D:約0.3

……ファントム持つのやめよう。

もとからヴァンダルのほうが使う機会は多かったのですが、ファントム持ってるときにこんなにキルできてないとは思いませんでした。

次に「Loadouts」を見てみましょう。

筆者が注目したのは上から3段目の「Semi」のスタッツ。

該当するのは1000~3900クレジットを使ったラウンドですので、ファーストラウンド取得後のセカンドラウンドや、調整バイを行なった状態でのスタッツだと言えるでしょう。

「ボーナスラウンド」とも言われるセカンドラウンドは、武器状況が圧倒的に自チームが有利。

にもかかわらずあまりスコアが振るわないのは、打ち合いや立ち回りに甘えが出ている証拠かもしれません。

②マップ

次にマップごとのスタッツについて見てみましょう。

まとめると以下のようになりました。

  • アイスボックス、フラクチャー、ヘイブン、ロータスの勝率が低い
  • スプリット、アセントは得意
  • パールは勝率70%

アイスボックス、フラクチャー、ヘイブンの勝率が低いですね。

比較的新しいマップのロータスもあまり勝てていないみたい。

反対に、スプリット、アセントの勝率はまずまず。

パールは70%とかなり勝率は高めです。

③エージェント

次に、エージェントピックについて見てみましょう。

まとめると以下のようになりました。

  • キルジョイ:ピック率1位だが勝率やKASTは低い
  • ハーバー:積極的にピックしているが勝率はほどほど。DDΔが低い
  • セージ:勝率やKASTが高い
  • スカイ:勝率・KASTが比較的高い
  • フェイド:勝率は高いが貢献度は低め
  • ヴァイパー:得意だが勝ててない
  • オーメン:ピック率は低いが勝率100%、KASTも高い

各エージェントの詳細

キルジョイが一番ピック率は高いものの、勝率は39%となかなか低め。

チーム貢献度の指標とも言われるKASTも低いですね。

キルジョイは勝率が低いフラクチャー、ヘイブンなどでピックすることが多いエージェントでした。

ハーバーも同じくピック率は高いですが、勝率は振るいません。

KASTはキルジョイに比較すると高めですが、DDΔ(与えたダメージと受けたダメージの差)は低め。つまり、ダメージを与えないアシストや、生存が多かった可能性があります。

実際、ハーバー使ってると波出してるだけでアシストが増えがちかも。

セージはピック率も高く、勝率も58%とまずまず。

KASTも80.9%とかなり高いので、勝利への貢献度も高いと言えるでしょう。

イニシエーターであるスカイとフェイドは、ピック数は少なめですが、比較的勝率が高いことがわかりました。

ただ、フェイドはスカイに比べてK/D、DDΔ、KASTなどの各種スコアが低いことから、貢献度はあまり高くないのかも。

ヴァイパーは打ち合いに集中できる感覚があるので、スコアは一番高いですね。勝ててないけど。

オーメンは3回しか使ってませんが驚異の勝率100%。KASTもDDΔも高い。

ランク上げます! 改善策を考えよう

ではスタッツ分析をもとに、実際に改善策を考えてみましょう。

今回は改善策を2つに絞ってみました。

改善策① セカンドラウンドで甘えない

武器に関するスタッツを分析することで「セカンドラウンドが弱い」という課題が浮かんできました。

実際、セカンドラウンドでよく使っていたスペクターのスタッツは低め。

HS率もずば抜けて低かったので、スペクターでのbot撃ちなどをウォーミングアップに取り入れようと思います。

また、ブルドッグは得意なようなので、クレジットに余裕がある場合には積極的に使っていこうと思います。

武器選択以外には、武器状況が有利でも落ち着いて頭を狙う意識や、強引に撃ち合わない立ち回りを心がけることにしました。

あと、ファントムは使わない。

決めたこと

  • スペクターのbot撃ちをウォーミングアップに取り入れる
  • 買えるときはブルドッグを使う
  • 有利状況でも頭を狙う意識+丁寧にプレイする

改善策② フラクチャーでのエージェントピックを変える

特に勝率が低かったフラクチャーに注目し、テコ入れを行なうことにしました。

具体的には、フラクチャーで多かったキルジョイ以外にも、スカイやセージなどの得意なエージェントを選択する比率を増やそうと思います。

ほかに、他プレイヤーのピックにも影響されそうですが、2コントローラーでのヴァイパーを採用するのも良いかも。

あと個人的に、フラクチャーでのメタピックのひとつだとされているサイファーを使ってみたいと思っていたので、この機会にサイファーの練習を始めてみたいです。

決めたこと

  • フラクチャーでスカイ、セージの得意エージェントを積極的にピックする
  • サイファーを練習する

トラッカーをVALORANTの上達に活かそう!

この記事では、VALORANTの戦績トラッカーサイト「Tracker.gg」を活用して、筆者の課題やその改善策を考えてみました。

実践した結果がどうなるかはわかりませんが、課題がわからないまま漠然とプレイを続けるよりも、目標を持ってゲームを楽しめそうです。

この記事を読んだあなたも、「Tracker.gg」の情報から自分の課題を分析してみては?

本ブログでは、他にもVALORANTに関するさまざまな情報を公開中。気になった方はぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

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